これからは雇用関係ではなく自分で働き方を選ぶ
フリーランスだ!
フリーランス薬剤師のような自由な働き方に憧れている方も最近になって少しずつ増えてきたように思います。
薬局に縛られない自由に目が行きがちですが、やっぱり給料や年収について気になりますよね。
そこで今回はフリーランス薬剤師のお金事情について解説していきたいと思います。
月収はもちろん平均年収も知っておくと今後の生活をイメージしやすいかもしれませんよ!
フリーランス薬剤師の給料
フリーランス薬剤師の給料については派遣薬剤師と比較した方が分かりやすいので両者の給料と年収について見ていきましょう。
フリーランス薬剤師と派遣薬剤師の大きな違いは派遣薬剤師は派遣会社との雇用関係があり、フリーランス薬剤師は薬局と業務委託契約となっていることです。
派遣薬剤師:雇用関係(派遣会社が雇用主)
フリーランス薬剤師:(業務委託)
つまりフリーランス薬剤師は誰にも雇われていないということ。
(当然ですが…)
これが派遣薬剤師とフリーランス薬剤師の給料の差が出る部分です。
派遣の場合は薬剤師と薬局との間に派遣会社が入っていますよね。
実際に薬局が支払っている金額から派遣会社がもらうマージン(率)は30~40%と言われています。
マージン率高いですよね!
派遣薬剤師が1万円受け取るとしたら薬局は派遣会社に1万3,000~4,000円払っているということになるんですよ。
一方で派遣会社を通さず薬局と薬剤師が直接業務委託でつながる事によって派遣会社に入っていた分のマージンを削ることが出来ます。
つまり、薬局側はそれだけ人件費を抑えられますし薬剤師は給料を多くもらえるという傾向にあるんですね。
フリーランス薬剤師の平均月収
派遣薬剤師の平均月収は約45万円
フリーランス薬剤師の平均月収は約50万円となっています。
派遣薬剤師:45万円
フリーランス薬剤師:50万円
あくまで平均月収ですが5万円もフリーランス薬剤師の方が高いという調査結果。
そして一般的に派遣薬剤師の時給は2,800円~3,000円となっていますがフリーランス薬剤師は3,100円~となります。
(ここで言う時給は労働時間と月収から割り出した値)
フリーランス薬剤師の年収
次に年収についてです。
派遣薬剤師の平均年収は544万円
フリーランス薬剤師の平均年収は600万円
派遣薬剤師:544万円
フリーランス薬剤師:600万円
互いにボーナスはありませんから月収の12カ月分が年収と考えていただいて結構です。
ちなみに派遣薬剤師の月収や年収については厚生労働省の「平成28年度 労働者派遣事業報告書の集計結果」を参考にしたものですが、フリーランス薬剤師の月収・年収は聞き取り調査によるものです。
フリーランス薬剤師はまだまだ母数が少ないので数字が大きく変動する可能性がありますね。
そうそう、派遣会社ページを見ていると「時給4,000円以上!」という数字を目にすることがありますが、これは条件が良すぎです。
めったに出会えませんから期待しない方がいいですよ。
派遣にせよフリーランスにせよ長期でずっと働くわけではないので平均を抑えておかないと後々痛い目を見ますから気を付けましょうね。
さて、ここでフリーランス薬剤師を目指す方に良い知らせです。実はフリーランス薬剤師の給料を増やす方法があるんですよ。
以下でゴリ押しの方法と、テクニックの2種類を紹介しますね!
フリーランス薬剤師は頑張ると年収があがる!
まずは年収アップのゴリ押し法。
雇用形態にないフリーランス薬剤師は相手方との契約に違反しない限り他の薬局と兼業が可能です。
そのため、日中の仕事が終わった後に24時間薬局の夜間に入る事も可能なのです。
もっと稼ぎたかったら土日働いてもいいですし頑張れば頑張っただけ年収は上がりますね。
これはフリーランス薬剤師ならではと言えるのではないでしょうか?
日本の企業は副業禁止が多いですから、フリーランスの強みです。
自分次第でいくらでも仕事を受けて年収を伸ばすことができる一方で、フリーランス薬剤師を募集している薬局をいくつか確保しておかなければ「仕事が無い…」という最悪の事態に。
しかも現在は派遣会社が強いので薬局は信頼できる派遣会社に募集をかけています。
ですからフリーランス薬剤師としてやっていくには自ら薬局に営業をかけて仕事を取ってくるくらいの行動力と社交性が必要と言うことですね。
これを楽しめる人がフリーランス薬剤師に向いていると思います。フリーランス薬剤師の年収を受注件数で伸ばすゴリ押し法!
お次はテクニック編です♪
フリーランス薬剤師の月収・年収を上げるコツ
続いて月収・年収を上げるテクニック編。
フリーランス薬剤師の月収・年収を簡単に増やす方法、なんだか分かりますか?
それはとても単純な方法です。
そう、
薬局と交渉するのです。
フリーランスは薬局と薬剤師間での業務委託契約になりますので契約の際に給料の交渉をすればいいということ。
しかしただ給料を釣り上げてはいけません。
月収を釣り上げると他に頼んだ方がいいと断られる可能性がありますし、次の仕事がまわって来なくなるからです。
(個人の契約だからこそ評判も気にしましょう!)
フリーランス薬剤師の月収や年収を簡単にアップさせるコツなのですが、相手の緊急性を確認するといいですよ。
どうしても急にヘルプが欲しいという状況ならある程度時給を高くしてくれます。
ですから薬局側の状況を確認しておくことはとても重要なんです。
さらに上で紹介した派遣薬剤師の月収や年収を引き合いに出すのも有効です。
・派遣薬剤師の平均月収は45万円
・派遣会社のマージン率は30~40%
・薬局が払う金額は64~75万円
この情報を提示したうえで契約交渉をすれば月収50~55万円くらいの条件を飲んでくれると思いませんか?
しつこいかもしれませんが、高望みしすぎるとフリーランスのメリットが無くなり「じゃあ派遣でいい」となるので注意してください。
フリーランス薬剤師の年収+α
ちなみに補足なのですが、フリーランス薬剤師は薬局を選ぶ立場でありながら選ばれる立場でもあります。
薬局側からしたらできるだけ安い給料で優秀な薬剤師に来てほしいということを忘れないでください。
その時1回だけでなく今後も仕事を受ける可能性があるなら高い給料は要求しない方がいいです。
その分は他でいくらでも稼げますからね。
僕は数カ月でブログで月収を10万円以上を上乗せして今は放置しているのに収益が発生し続けるという仕組みを作りました。
こういう副収入があると薬剤師として心に余裕を持って働けるかもしれませんね。
特にフリーランスという仕事が常に入るか分からない働き方なら毎月安定してお金が入って来る第二の柱を作っておく方が賢明だと思います。
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